「新型コロナウイルス関連倒産」が400件に~飲食店が最多、東京都が100件目前~
https://news.yahoo.co.jp/articles/50bbd33821e82a0200d8c205b9e579e944e62ec9
この記事を見て想定より件数はそれほど多くないと感じたのは私だけだろうか。
どうみても予備軍が耐え忍ぶ状態が目に浮かびます。
コロナに負けたくないのは当然ではありますが、徳政令のような動きがあるわけではないので、非常に経営としては大変な思いや、新規事業がやれなくなった、M&Aがなくなったという方も多いのではないでしょうか。
キャッシュリッチの会社の活動が水面下で激しくなっているということもよく聞きますが、KnowHowsはこういった時だからこそ、様々な情報や選択肢を利害関係なく、やり取りでき、時には、「匿名」で事業判断の手助けをできるサービスとして立ち上げたところもあります。
その中、選択肢は
資本、借入としての対策は
①増資(新株発行による資本金の増強)
②借入
③事業譲渡
④株式譲渡
などが一般的にあげられますが、その中で、過去の経験ではありますが、「もう、今月末、来月末までに資金調達が必要で、株式を売却したい」というお声があるのですが、このような事案は上記でいうと②以外は交渉しても条件が厳しく、また、M&Aが初めてである場合、条件やその他を優遇した交渉になるのはいうまでもありません。
大体、どの程度、資金調達が必要な時期から遡って交渉すべきか。
ということを聞かれることがありましたが、私としては、3か月でM&Aの事例が最短であり、1か月程度で行う事案もあるのですが、それは相当イレギュラーであり、条件面でどちらかが折れた又はDD(デューディリジェンス)が異常に簡易である場合のみだと言い切れるかと思います。
よって、大体、最低でも4ヶ月から半年ぐらいの猶予はもって、かつ、複数の会社様とお話をされていくのがいいと思っています。また、最終の買収、売却を約束する契約を行うまでは交渉だけはしておくべきと思います。
中規模であっても1年間かかり、株式譲渡を行ったことがございますが、おそらく会社として購入するものとしては最大規模の買い物になるため、買手も非常に真剣にこの時期は見られていくかと思いますし、現状、売手と言われる「増資や売却をされる企業または個人」が多く存在する状態と思いますので、M&Aの交渉において、
「交渉を始める時期」
は相当大事です。
コロナの中、自己資金又は自己調達力だけでなんとかできるのがベストですが、経営上、様々な観点からM&Aに絡んだ選択肢が出た場合、相談も難しいことがあると思いますし、近しい周りに相談することは非常にビジネス上、風評上難しい方もいるかもしれません。
万が一、セカンドオピニオン的なお話が必要であれば個人的にKnowhowsのメッセージ機能で匿名でもかまいませんので、頂ければ参考までにご回答をさせていただきますので、ご連絡いただければと思います。
お力になれる範囲でしかできませんが。。。
代表 錦織
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