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KnowHowsでは匿名型360度評価を簡単にできるシステムを用意しています。

KnowHows匿名360度評価ツール:https://knowhows.jp/whole_angle_rating

まず、この360度評価とは一度流行り廃れた(諸刃の剣)という感覚をお持ちの方も企業の人事、育成担当者の中にはいらっしゃるかもしれません。

私は新卒でソフトバンクだったので、日本ではいち早く取り入れていた会社の一つにいたかと思いますが、

今回KnowHowsで用意しているのは、「匿名型360度評価」というやり方です。
その内容について説明させていただければと思います。知らない方はぜひ、文章が多いかもしれませんが、ご一読ください。

私の過去の実績ではありますが、このツールをうまく利用して、改善されたチームや、個人はほぼ100%昇格、昇進をされています。

1.どのような場合に有効か

まず、360度評価の有効性は、この中で、どのようなものに効果があるかというと

自分を見直したいヒト」
他責性(環境の責任にする考え方、自己評価が高い)が強すぎる社員をどうにか変化させたい」
「なぜかマネージメントの結果がでない社員に自発的に変わってもらいたい」
「さらに組織を強くしたい
視座を上げ、変化を(自分に)促したい

このような場合に有効です。

360度評価は、「他人から見える自分(対象者)」というのが平均値で可視化されます。
一発でどのように見えているのかが見えるという特徴があります。

2.なぜ、360度評価をやり、どのようなものか。

理由は、「ジョハリの窓(解放の窓)をあける」ためという点が挙げられます。

ジョハリの窓については、いいサイトがありましたので、リンクしておきますが、自己(対象者)の自己認識をあげ、新しい自己を確立するという意味を持っております。

ジョハリの窓の意味は、Googleなどで検索いただけると出てくることかと思います。

 KnowHowsの機能は一定のテンプレートを用意し(自分でヒアリングしたい項目を変更が可能)、様々な確度で特定の人材を評価できるというものを用意しました。変更が可能です。
特にこだわっているのは、「IQの他人評価」と「EQの他人評価」視点です。

また、なぜ匿名型なのかは、私がコンサルをするうえで又はサラリーマン時代に記名型(回答者が回答している最中に自分自身の意見が相手又は人事部などにわかるのではないかと危惧させる)の方法だと「リサーチ結果がゆがむ」ことが多かったことがあげられます。

 つまり、せっかくここまでのやり方をして自己改革をしようとするものに対し、正確なデータをとるためには、今までやこれからの都合などを度返しし、しっかりと冷静に回答が集まるようにするためには、匿名型が一番適していました

また回答者が数人未満などの少数でなければかなり他人評価が正確を増してくるということもあります。

また、これは本人の点数をあわらすのではなく、アンケートをとった他人との関係性が浮き彫りになるというものです。

非常にシンプルで、テンプレートを決めて、複数のメルアドを登録し、複数の方にこたえていただき、その回答結果を得るというものです。

メールの送信、集計までをKnowHowsの機能で実行が可能です。
https://knowhows.jp/whole_angle_rating

場合によっては、社員に自分はどう思われているのだろうとご自身で行っていただくことも可能です。

3.どう利用するのか。

被評価者が自分の場合:自己の評価を予め予想しておきます。その上で、他人評価との差異を集計結果と合わせてみてみます。意外と違うのが多いと気づきます。自己の評価は必ず、本心で行い、他人にどう見えているかによって、他人評価は複数であると「客観性」をもちます。

自分の今後のビジネスや人生における課題や気づきを得て、対策を具体的に考えるといいでしょう。
何が何ポイントずれていたかによって、過信と自信のマップが出来上がります。

被評価者が「部下や気づかせたい第三者」の場合:これは悪口を言うためのマイナスのツールではありません。本人がどう思い、どうすべきと思ったかの集計結果への分析を聞いてみてあげてください。その上での今後の対策が正しいものか、本当に向かうべき道であるかをしっかり、面談や会話を通じて、上司や先輩として確認しながら進めるといいでしょう。

4.気を付けること

注意点は以下です。(ご利用の前にお読みください)

  1. これは叩くためのツールではなく、自発性を生むためのツールです。
  2. なるべく回答者は対象者と関係性が複数、反復的に接触があった方を選び、かつ、数人を避けます。
  3. この被回答者(対象者)の意図又は理解により実行し、本人のみが回答結果を見ることで次へつなげるものであり、決して本人にとってマイナスな方向性にならないよう利用することが重要です。
  4. 被回答者(対象者)のメンタル面の状態をしっかり見極め、この内容がシャープなものであっても、しっかりと対応できる方のみにご利用いただければと思っております。精神的な病気を過去、現在持たれている方は対象者としないことをお勧めします。
  5. この点数は本人の点数ではなく、「他人から見えている状態」の点数であるということを忘れないでください。
  6. 各点数、総合点数で人間や能力のランクが決まるわけではなく、回答者のレベルや環境、人数によって、数値は変動していくものですので、回答者の人数が少ない状態では客観性が担保されていない面もあり、相対的な点数に意味を持ちません。しかし、回答者の人数が数十名を全員が超えた場合、相対性の数値に意味が出てくることがあり、複数の対象者を分析することもできます。

以上、長文お付き合いいただき、ありがとうございました。

全ての方に必ずとは言えませんが、何かこのツールを使った後、どのようにするか困ったことがあれば、個別のメッセージを頂ければ回答が可能な量であれば回答いたします!

このツールは私が個人でコーチング(自己コーチング)する際に使っていたものですが、

「どのレイヤーの役職や、部門が弱いか、今後どのような課題があるか」を役員の方々に内々に報告するなどを行い、今後の対策を考えていきました。

ジョハリの窓の理論での自己の認識を改めることで、視座が上がり、他人に対するアプローチが変わります。

ぜひ、一度、試しに使ってみてくださいね。

ここに知識を出品

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この記事を書いた人

錦織 康之

非上場企業社長

株式会社 KnowHows

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株式会社 マオリという会社もやっております。

IPO、MAアドバイザー、メディア運営などを主としてやってまいりました。

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