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【2026年法改正対応:無料】業務委託基本契約書のひな形(発注者有利形式・取引条件明示書付)|フリーランス新法・取適法対応 弁護士監修

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2026年法改正対応:無料】業務委託基本契約書のひな形(発注者有利形式・取引条件明示書付)|フリーランス新法・取適法対応 弁護士監修

2024年施行のフリーランス新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)及び改正下請法(取適法)に対応した、業務委託基本契約書と取引条件明示書のセットひな形

取引相手(フリーランス・個人事業主・中小企業を含む)に業務を繰り返し発注することを予定している場合に、共通の基本ルールを定めておく契約書です。2024年11月施行の「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス新法)」、及び下請代金支払遅延等防止法を改正した「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律(取適法)」への対応を織り込んだ、KnowHows最新版(2026年時点)のひな形です。

本契約書を締結して基本的なルールを定めておくことで、個別の発注の都度、詳細な契約条項を取り交わすことなく、簡易な発注書と取引条件明示書だけで迅速に業務委託を行うことができます。

この契約書の利用シーン、意義概要

本ひな形は、発注者(甲)が、フリーランスを含む受注者(乙)に対して継続的に業務を委託する場面を想定しています。2024年11月のフリーランス新法施行により、企業がフリーランスに業務委託を行う際は、

①取引条件の書面等による明示**②報酬の支払期日(給付を受領した日から60日以内)**③禁止行為(買いたたき・不当な給付内容の変更等)の規制

を受けることになりました。適用される義務の範囲は、取引ごとに確認する必要があります。

さらに2026年には下請代金支払遅延等防止法が「取引適正化法」として改正・施行され、協議に応じない一方的な代金決定の禁止など、取引の適正化に関する規律が整備されています。本ひな形は、これらの法令への対応に用いる条項・書式を備えつつ、発注者側の実務負担にも配慮したものです。

契約書の一部抜粋

第5条(委託料及び支払方法) 2. 甲は、成果物を受領した日(役務の提供を目的とする業務については、当該役務の提供を受けた日)から起算して60日以内で個別契約において具体的に定める支払期日までに、委託料を乙の指定する銀行口座に振り込む方法により支払う。振込手数料は甲の負担とする。

第6条(価格協議への対応) 1.甲は、原材料費、労務費又はエネルギーコストの上昇その他の事情により乙から委託料の見直しに関する協議の申出があったときは、誠実にこれに応じ、協議の記録を書面又は電磁的記録により保存するよう努める。

この契約書の重要ポイント

① 取引条件明示書の添付(第4条・別紙)フリーランス新法第3条は、業務委託の都度、給付の内容・報酬額・支払期日等の事項を書面又は電磁的方法により明示することを義務付けています。本ひな形では別紙として「取引条件明示書」の様式を添付しており、個別の発注内容に応じた必要事項を記載し、法定の時期に交付することで、取引条件の明示に対応できるようにしています。知的財産権・ノウハウ・データの譲渡・許諾等を業務内容に含める場合は、その対象及び範囲を具体的に明示し、その対価を委託料に反映してください。

② 報酬支払期日(第5条)

報酬の支払期日は、給付を受領した日から60日以内のできる限り短い期間内で定める必要があります。また、フリーランス新法には、再委託である旨、元委託者の名称及び元委託業務の対価の支払期日等を明示するなど、所定の要件を満たす場合に、元委託業務の支払期日から30日以内のできる限り短い期間内で支払期日を定められる特則があります。この特則を利用する場合は、取適法の適用の有無も確認した上で、本契約及び取引条件明示書の支払条件を個別に調整してください。

③ 禁止行為・価格転嫁協議(第5条第4項・第6条)

フリーランス新法は、買いたたきや不当な給付内容の変更等を禁止行為として列挙しています。また、取適法の改正により、受注者から価格協議を求められた際に、協議に応じず、又は必要な説明・情報提供を行わずに、一方的に代金を決定して受注者の利益を不当に害する行為が禁止されています。本ひな形では、価格見直しの申出に誠実に対応する義務と、協議記録を保存する努力義務を明記し、発注者側のコンプライアンス対応を後押しする内容としています。

上場審査水準への強化ポイント(2026年改訂)

本ひな形は、取引管理の実務とKnowHows実在のひな形を踏まえ、次の各点のように、上場準備企業等を意識した管理条項を整備しています。①反社会的勢力の排除(第19条):属性要件を親会社・子会社及び実質的支配者まで拡張し、暴力団準構成員・総会屋・特殊知能暴力集団までを細分化したうえ、調査協力義務と無催告解除権を明記。②秘密保持(第14条):公知情報等の除外事由に加え、返還・破棄義務、契約終了後5年間の存続期間、違反時の損害賠償を明記。③利益相反(第7条第4項):乙又はその役員が甲と利益相反関係を有する場合の開示義務を新設。④通知義務(第9条)・相殺(第10条):商号・銀行口座・代表者・住所の変更時の通知義務、及び期限の利益喪失時の相殺権を新設し、実務上の取引トラブルに備えています。

この契約書の注意点

●    フリーランス新法の適用は、受注者の従業員の使用状況や法人の場合の役員構成等によって異なり、発注者の属性や委託期間等によって適用される義務も異なります。また、フリーランス新法の適用対象外であっても取適法が適用される場合があるため、両法の適用関係を確認してください。

●    損害賠償の上限額(第17条)は、業務内容やリスクの大きさに応じて調整してください。上限を設けない場合、委託料が少額でも高額な賠償責任を負うリスクがあります。

●    知的財産権の帰属(第13条)は、成果物の種類及び利用目的に応じて、権利移転の範囲、既存の知的財産権の利用条件及び著作者人格権の不行使特約の内容を確認してください。取引条件明示書の記載も、これらの条件と整合させてください。

※ 本ひな形は一般的なひな形であり、個別の取引実態に応じたカスタマイズ及び弁護士等の専門家によるレビューを推奨します。

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