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米グーグルが、日本で送金アプリを運営する新興企業「pring(プリン)」(東京)を買収

新興企業をGoogleが買収

上記記事にあるようにこういった動きが突然あるのが面白い。

以前のITバブル時代と違って、様々なM&Aの市場の変化はある。

コロナ禍において、買手と売手の均衡は崩れ、特定の買手の会社が複数の企業を買収する動きとなる。

その中で、私は中小MAについてどうあるべきかを考えているが、当社KnowHowsとしても全く新しい形と情報ソースを持つようにしていこうとしている。

以前、サラリーマン時代に年間50億近くの買収を実行するため、7人のチームで60社のM&Aアドバイザーとお会いし年間200社の資料を見た。

様々な新興系の会社に対し、買収を水面下で仕掛けるには「スピード」「信頼」「守秘」「DDの見極め」がもっとも大事で、新興系の代表は社員に対し、一定の目標を提示し、メンバーを連れてきている背景がある。

買収を進めるうえで、背景を完全に理解しつつ、交渉するスタンスが重要で、売手側の全てステイクホルダーの状況を瞬時に面談で把握し、それぞれの株主及び代表者の都合を全て紐解く必要性がある。

しかし、これだけの大手がこういったスピーディーな活動を行えるのが非常に尊敬に値する。

今回の事業の価値については知見もないので、あまり書かないようにしたが、とにかく、決めた上で、すぐに動け、その後の人員に対してもおそらく、ケアをした買収であると想定される。

買手は優秀な売手を買収するからと担当が卑下しない交渉が「信頼」を勝ち取れ、PMIも円滑に行われ、スピーディーに進んでいく。

買収の基礎だと思っている。

ここに知識を出品

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この記事を書いた人

錦織 康之

個人投資家, コンサルタント, M&Aアドバイザー, 非上場企業社長

株式会社マオリ

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KnowHows,YOROZUYAJAPANの代表も務めております。また、

www.maori.co.jpにてMAコンサル、IPOアドバイザー、コンサルをやっておりました。

営業はお断りしておりますが、ご相談やお悩みは内容によっては対応させていただいております!

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