【無料】販売代理店契約書のひな形(代理店有利)と契約のコツ│民法改正対応済
14.9k
466
3
販売代理店契約書を軽く考えてはいけません。困ったときに役立つ無料のひな形をご用意しました。ダウンロード無料ですので、ご活用ください。
日本初の詳細な株価算定無料ツールを提供中!!!代理入力も可能!https://knowhows.jp/lp_howmuch
KnowHowsはユーザーの皆様の声にもとづき、最新のフォーマットを随時追加していきます。有料会員登録をしていただくことで、さまざまな契約書や公式ノウハウをより多くダウンロードして頂けます。
この契約書の利用シーン、意義概要
販売店が、メーカーの製造した商品の販売権を付与されて販売を行う際、メーカーとの間で取り交わす契約書のフォーマットです。
契約書の一部抜粋
代理店契約書
【メーカー】(以下「甲」という。)と、【代理店】(以下「乙」という。)とは、甲が乙を甲の代理店に指定し、乙が販売する「●に関する商品で名称を●●●●という」(以下「本製品」という。)を甲の代理店として販売することについて、以下のとおり代理店契約(以下「本契約」という。)を締結する。
第1条(代理権の授与)
1.甲は、乙に対し、本製品を販売する権限を付与し、乙は甲の代理人として本製品を顧客へ販売する。
2.前項による販売代理権は、日本における独占的販売権とする。
(以下、ダウンロードすると全文をご確認頂けます)
この契約書の重要ポイント
この契約書は、販売代理店サイドを有利にすることを想定して作成されたものです。このような代理店契約書を締結する場合、販売代理店側は以下のような点に気をつけてください。
① 独占販売権とするか非独占的販売権とするか(第1条第2項)
販売代理店としては、独占販売権を取得することにより、売上げを伸ばすことができます。
ただ、その場合にはその相対条件として、メーカー側から売上げ目標やノルマ、あるいは、商品の一定数量の購入義務が課されることが多いため、ノルマや購入義務を達成しなければならないプレッシャー・リスクを負う可能性があります。
一方、非独占販売権とした場合、他の代理店に対する市場競争力を付けるための戦略構築が必要となります。
上記それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、独占販売権とするか、非独占的販売権とするかを検討しましょう。
本契約書のひな形では、ノルマ等を課されることなく独占的販売権を取得する……という形で、最も代理店に有利な形で調整をしています。
② 免責条項(第9条)
販売代理店としては、商品の品質についての責任や顧客からの代金回収の責任などを負わないようにリスクヘッジを行っておくと、いざという際に安心です。
③ 契約終了時の手数料の支払(第15条)
何らかの原因で契約が終了した場合において、終了直前に販売代理店が行った代理販売の販売手数料の取り扱いが問題になる場合があります。
販売代理店としてはこの販売手数料の請求権を失わないことを明確にしておくと有利になります。
④ 合意管轄(第16条)
メーカーの本店所在地ではなく、代理店の本店所在地にしたほうが代理店にとっては有利になります。
レビュー
0件のレビュー
関連のある契約書フォーマット
関連する質問がAIで生成されています。
販売代理店とメーカーの間で月次および四半期ごとの売上目標をどのように設定し、その達成度をどのように評価する方法が、現場の負担を最小限に抑えるための最適な方法とはどういったものでしょうか?具体的なフレームワークなどがあると助かります。
販売代理店契約書における独占販売権と非独占販売権について、特定の商品や市場でどちらを選択すべきかを判断するための具体的な基準や指標はありますか?これらの基準や指標を用いることで、より合理的な決定を下せるようになりたいと考えています。
免責条項について、販売代理店として商品の品質や代金回収の責任を負わないための具体的なリスクヘッジ方法として、どのような文言や条件を契約書に盛り込むべきか、具体例とともに教えていただきたいです。
代理店契約に基づいて販売する場合、販売目標やノルマが課されることが多いですが、これらの目標やノルマが達成できなかった場合のペナルティやリスクをどのように最小限に抑えるべきか、またそれに対する交渉術などがあれば教えてください。
契約終了時に発生する販売手数料の支払いに関して、販売代理店がきちんとその手数料を確保するために重要な契約文言や、典型的なトラブル事例、それに対する解決策を教えていただきたいです。
合意管轄について、メーカーの本店所在地ではなく、代理店の本店所在地に設定することの具体的なメリットやデメリット、また法的な観点から見た際のリスクについて教えていただけますでしょうか。
販売代理店契約を締結する際に注意すべきその他の重要な契約条項や、それらの条項が実務上どのように影響を及ぼす可能性があるかについて教えてください。特に中小企業が見落としがちな点を取り上げていただけると助かります。
最新の市場トレンドを反映した販売代理店契約書の改善点や、この契約書を用いることで販売代理店としての地位や利益を確実に確保するための具体的な方法を教えていただけませんか?
販売代理店契約書における特許権や著作権などの知的財産権の取り扱いについて、どのように記載するのが望ましく、かつ双方にとってリスクが少ない形での契約条項を作成するためにはどうすればよいか詳しく教えてください。
メーカーとの間で技術サポートや販促活動の協力体制を確実にするための条項や、具体的な実施策について、どういった内容を契約書に盛り込むべきか、成功事例などを交えて教えていただけると助かります。
閉じる